最近の研究の紹介:木造住宅の崩壊解析による耐震診断−新しい精密・動的な耐震診断と補強方法− |
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木造の建売/注文住宅の崩壊解析による耐震診断法を開発。住まいの新しく精密で動的な耐震診断法であり、設計図から建物の欠陥を発見。シミュレーションで3次元(d3)アニメ動画表示。建設業者/メーカーによる耐震リフォーム/耐震補強/地震対策の費用を安く抑え、地震に強い一戸建て木造の新築/中古/建売/注文住宅の建設/家づくり/リフォーム/耐震改修を達成。 |
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論文著者名:タイトル
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地震, Vol. 57, pp. 29-43, 2004
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§3.観測地震波
本研究で用いた地震は,チベットとインドの境界で発生し世界中で観測された地震である.本地震は1999年3月28日の19時5分13秒に発生し,マグニチュードは6.6,震央は北緯30.49度,東経79.29度,震源深さは約33kmである[Incorporated Research Institutions for Seismology, IRIS]. Fig.1の地図上には,震央と本解析で使用した8つの観測地点ASCN, BOSA, CTAO, DUG, FFC, NEW, PAB, YSSの位置を示す.各観測地点での地震記録は長周期地震計による速度波形3成分(北南,東西の水平2成分と,上下1成分であり,北,東,上の方向を正の方向としている)からなり,観測地点の緯度,経度と,地震記録の情報はTable 1に示してある.Figs.2,3はそれぞれ観測地点BOSA,PABでの地震記録波形を示している. (続き) |