木造住宅の崩壊解析による耐震診断
 −新しい精密・動的な耐震診断と補強方法−

木造の建売/注文住宅を対象に崩壊解析による耐震診断法を開発。
新しく精密で動的な耐震診断法であり、アニメ動画表示。
耐震補強の費用は安く、地震に強い家づくり/耐震リフォームを達成。

木造の建売/注文住宅の崩壊解析による耐震診断法を開発。住まいの新しく精密で動的な耐震診断法であり、設計図から建物の欠陥を発見。シミュレーションで3次元(d3)アニメ動画表示。建設業者/メーカーによる耐震リフォーム/耐震補強/地震対策の費用を安く抑え、地震に強い一戸建て木造の新築/中古/建売/注文住宅の建設/家づくり/リフォーム/耐震改修を達成。

崩壊解析による耐震診断とは

どの程度の強さの地震に耐える必要が
 あるか?

本診断では阪神大震災の際、神戸海洋気象台で観測された下記の波形を使用しています。




東西方向






南北方向





上下方向

 加速度波形        変位波形

左が加速度波形、右が変位波形です。上から東西方向、南北方向、上下方向の記録です。最大加速度は約0.8G (G:重力加速度)、最大変位は約0.2mです。この加速度波形から求められる気象庁発表の(計測)震度は 6.4 (震度6強)ですが、この付近での建物の全壊率は約3%、半壊率は約55%であり、震度6強にしては被害が少なく、木造建物に対する震度は約6.1である(震度6弱と震度6強の間くらい)と境ら(2002)により言われております。

  境有紀, 纐纈一起, 神野達夫, 建物被害率の予測を目的と
  した地震動の破壊力指標の提案, 日本建築学会構造系
  論文集, 第555号, 85-91, 2002.


そこで、本解析では、地震外力として、上記の観測波形そのまま(1倍)の地震動に加えて、振幅を1.5倍したもの(最大加速度:約1.2G 、最大変位:約0.3m)、および、振幅を2倍にしたもの(最大加速度:約1.6G 、最大変位:約0.4m)を使用しております。境らの方法により木造建物に対する震度を求めると、振幅を1.5倍したものは約6.4(震度6強、木造建物全壊率:約25%)であり、振幅を2倍したものは約6.7(震度7、木造建物全壊率:約40%)です。

ただし、震度6弱とは震度5.5〜6.0、震度6強とは震度6.0〜6.5、震度7とは震度6.5以上のことを示しています。震度6と7の違いは数字の6と7からイメージされるような1,2割の違いではなく、2,3倍違っていることに注意する必要があります。

なお、国土交通省住宅局建築指導課・日本建築防災協会「木造住宅の耐震診断と補強方法」の診断は、本解析で振幅を1.5倍したものに大体相当しているものと考えております。

将来、あなたのお家がどの程度の地震に襲われるかは、確率的にしか判りません。しかし、その際、周囲のお家の数%(1割弱)が倒壊した場合に、あなたのお家が倒壊しないためには、震度6弱(本解析で1倍)でチェックすれば良いと思います。また、周囲のお家の約3割が倒壊した場合に、あなたのお家が倒壊しないためには、震度6強(本解析で1.5倍)でチェックする必要があります。更には、周囲のお家の5割(半分)程度が倒壊しても、あなたのお家が倒壊しないためには、震度7(本解析で2倍)でチェックする必要があります。

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  崩壊解析による耐震診断とは
注文住宅の地震対策と
耐震リフォーム

崩壊解析のサンプル
ブロードバンド用(13MB)
ダイヤルアップ用(0.6MB)
本耐震診断法の信頼性
本耐震診断法の適用例と
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